読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独りシェアルーム

きっとあなたの蜜になる

33.シンデレラグレイ

 

人と約束をするのが怖い。

その人と会ったのが昔であればあるほど、余計に。

 

こんな感覚は前にもあったなぁと思って考えてみたら、摂食障害が治りかけていた頃だ。

40kgくらいまで体重が落ちた頃のわたしを知っている人に会うのが極端に怖かった。

食べれるようになったんだ、よかったね。

そう言われるのが怖かった。

 

 

今は単純になんとなく気が向かなかったり、約束を守れなさそうで怖かったり。

会ったところで相手を不快にさせるんじゃないかと思ったり。

楽しんでもらえないんじゃないかなと心配になる。

 

それでも会わなきゃいけない約束は、この春休み中にもいくつかある。

ここ数週間、自分の意思で外出したことが無かった。

頼まれた用事もあったし、久し振りに約束もないのに外出した。

 

移動時間を除いて大体3時間しかうろういてないけど、正直めちゃくちゃ疲れた。

勢い余って半日以上眠ってしまうくらい。

昔はどれだけよく寝れても10時間が最長だったのになぁ。

 

最近は起きてる時間が短すぎて、1日2食が当たり前になってきた。

なんかこう、ちゃんと生活しようと思ってるのにそれもままならない感じ。

 

 

昨日、今のわたしの状況を人に話す機会があって大雑把にまとめて伝えてみた。

高校時代に摂食障害になって以降のことを。

 

想像はしていたけど、話した相手は言葉を無くしてしまった。

今の自分の理解力では追いつかないから、と。

 

正直、賢明な判断だと思う。

優しさや慰めを与えることが却って逆効果かもしれないことを彼は知っていたのかな。

鬱病の友人がいると話していたっけなと、ぼんやり思い出した。

 

高校時代一番仲のよかった友人にもまともに話せていない事を、どうしてあの人には伝えられたんだろう。

 

多分、親密ではないからこそ言えたのだろうなと思う。

ちょっとやそっとで会える距離でもない。

こんなことを知られたら気味悪がられるかもしれない。

嫌われるかもしれない。

そんな恐れが何もないから、一切合切を話せたのだと思う。

 

こんな人間関係ばかりなら、生きやすかったのに。