独りシェアルーム

きっとあなたの蜜になる

46.アルバム

 

 

生まれてから1度だけ、アルバムを作った事があった。

わたしから渡せるものなんて気持ちくらいしかないと思ってたから

豪華なものでは、決してなかったけど

 

 

自分用にも作っておけばよかったと思う。

もしくは捨てられる前に、返して貰えばよかった。

昔のわたしは、どんなことが楽しかったんだろ

あの人のどんなところが好きだったんだろ

 

 

思い出そうとしないと思い出せないことにも

思い出そうとしても思い出しにくいことにも

助かっているような、苦しめられてるような

そんな感覚。 

なにを忘れたのかはわからないけど

忘れたことは忘れてないのが

自分でも1番怖い。

 

 

顔や声や思い出が

どんな性格でどんな話をしたのかが

だんだんわからなくなってきた。

 

 

どんな人なんだっけ

どんな声だった?

どんな風に笑う人だったかな

 

たのしかったはずなのに

 

 

 

 

思い出すにも忘れるにも

邪魔になってる気がして
TwitterもLINEもInstagramFacebook

切り離してみようと思った

 

 

 

 

わたしを必要としてくれない人なんか

わたしたちには必要ない

 

いつか誰かが言ってた

 

 

 

 

その通りなのかもね

 

 

 

まいにちまいにちわすれてく

 

 

 

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